学校生活がつまらないですか?
学生時代は若い時間を過ごす、人生において大変に貴重な期間です。
ですが全ての学生さんがみな楽しんでいるかというとそういうわけでもないようで、中には学生生活がつまらなくて早く卒業したいと思っているような人もいるようです。
つまらないということは要するに学生であるという時間に退屈をして持て余しているということでしょう。
確かに全く同じ経験をしたとしても面白いと感じる人もいればつまらなく感じる人もいるわけで、全ての人が同じ気持ちを持っているわけではありません。
ですが同じ3~4年を過ごすのであれば、「つまらない」と思いながら過ごすのはもったいないことであるとは言えるでしょう。
もし今学生で、毎日をつまらないと感じているならどうしてそんなふうに思ってしまうのかということをしっかりと考えなおしてみることをおすすめします。
理想と現実のギャップが大きい
学生生活をつまらなく感じている人の多くが感じているのが、理想としてきた時間と現実があまりにもかけ離れているということです。
よくあるのが、高校時代に「大学生になれば自分のやりたい学問ができる」といった漠然とした期待を持って入学をしてみたところ、実際の勉強は本当にやりたいと思っていたようなことではなく、むしろやりたくない分野の勉強ばかりが毎日の課題になっているというようなことです。
大学の場合、学校の方針にもよりますがどの学科に入学したとしてもその分野の勉強だけをしていればよいというわけではなく、一般教養や単位の関係で他の分野についても広く勉強をしていかなければいけないことが通常です。
確かに自分がやりたいと思っていること以外の勉強は苦痛に感じることもあるでしょうが、それもより深く専門分野を掘り下げるためには必要と、どこかで切り替えをしていくことが必要になってきます。
もしくは学校選びのときになんとなくイメージ優先で選んでしまっていて、実際にどんな勉強をしてどんなふうに就職をするかについてしっかり調べていなかったということも考えられます。
それであっても、まずは現状の中で自分のやりたいことやできることを見つめ、少しでも前向きに取り組めることはないかを探してみてください。
周りの意見に流されていませんか?
毎日がつまらないと感じるときのもう一つの理由として考えられるのが、自分の進路について自分で決めたり本当にそうしたいと思って努力をしていなかったということです。
大学進学の場合、どうしても勉強したいことがなくても高校までの成績がそこそこよければ大学に入学することができたりします。
そうした「周囲の評価」で自分の進路を決めてしまっている場合などは、自分の意志とはかかわらずなんとなく現状ができあがってしまっているので、毎日起こることにありがたみや楽しみを感じにくくなります。