学生が立ち上げた飲食店がある

学生のレストランと言えば、調理師専門学校が一般にむけて行っているものが有名ですね。
調理師学校だと、将来的には自分が造ったものを誰かに食べてもらうことになります。
その練習として、料理を作ることや盛り付けの仕方、接客応対を学ぶことができるように、学校の一環として「学校がレストランをつくる」ということがあります。
どんな料理を学んでいるかにもよりますが、例えば定食だったりスイーツだったりというものを一般に提供し、その反応を仰ぐというのは学生にとっていい経験になるはず。
中にはお店の開業方法を学べたり、開業サポートを行っている調理系の専門学校もあります。

そんな影響もあって、「在学中から飲食店を立ち上げる学生」がいるから驚きです。
実は、今は学生が飲食店を立ち上げるというケースが非常に多くなっているそうです。
そんな「学生が立ち上げる飲食店」についてお話ししましょう。

学生が立ち上げる飲食店、どんなものがある？

まず、ご紹介したいのが三重県にある「巣海屋」。
この巣海屋は、「鳥人間コンテスト」に出場したサークルで構成された居酒屋です。
なぜ鳥人間コンテストに出ている学生が居酒屋？と思いますが、もともとは鳥人間コンテストに出るための人力飛行機をつくるためのお金をねん出するために立ち上げた居酒屋だそうです。
でも、今はその居酒屋がかなり流行りだしたので、本格的にやっているそうですね。
なんでも、マグロの解体ショーを披露しているのも評判なようです。
学生ながら、マグロの解体ショーまで実演してくれるなんて本当に凄いですよね。
学生ながらに本格的な居酒屋、本当に増えています。

大学が公募して居酒屋を立ち上げるケースもあるそう

また、大学が公募して飲食店を立ち上げるケースもあるとか。
学生から店の案を公募して、それで一番いいと思った店を実現するということを実際にやったことがあるとか。
学校内に作られた飲食店は、学生店長が中心になってしっかりと運営されているとか。
学生時代にこういう経験ができると、やはり卒業してから「経営」に役立つ経験をすることもできるのではないでしょうか。貴重な経験ができるという意味で、いろいろな大学に広がって行ってほしい取り組みです。

このように、学生が立ち上げる居酒屋は本格的なものも非常に多く、バカにできないレベルになってきています。
だからこそ、本当に多くの学生にこういう経験をしてほしいですね。
学校でする勉強だけが勉強ではない、それを学ぶことができる非常に素晴らしい取り組みです。