学生達

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二度とない時間を大切に

学生時代というのは、あとで振り返ってみるとよくもまああんなにも短い時間にたくさんの思い出が作れたものだと思うほど密度の濃い時間であったりします。

それでいて、そのまっただ中にいるときにはいつまでもその時間が続いていくかのような長さを感じられたりします。

誰しも学生時代にはそのあとの人生のどの瞬間にもなかったような強烈な思い出があるものですが、同時に「あの時こうしていれば」や「学生のうちにあれをやっておけばよかった」といった後悔も同時に持っていたりします。

完全に後悔のない学生時代というのもまたつまらないような気がしますが、それでも後から大きな悔いが残るような過ごし方はやっぱりもったいないでしょう。

そんなあとからの後悔を少しでも減らすためには、既に学生時代を終えている人の話から「学生時代にしかできないこと」とは何かということ意識してみることがおすすめです。

学生時代にしかできないこととは

学生時代にしかできないことは確実に存在します。

よく「学生時代は暇があるけど金がない、社会人になると金はあるけど暇がない」というふうに言われたりしますが、ありあまる体力と時間があるということが何よりも大きな武器であり利点です。

お金がなければ何もできないと思うのは社会人になってからの考え方で、若くて体力や気力が十分にあるときには、大抵のことは行動力でカバーすることができたりします。

その時にはただ楽しむためにやっていたようなことでも、長い目でみるとその時に経験したことが社会人になってからの仕事や価値観、ライフスタイルにまで影響してくることもあるので、仮に十分にお金があったとしてもすぐに金で解決をしようとするのではなくできるだけ自分の力でなんとかしようとするということもまた大事な経験です。

また社会人になると何かとしがらみや世間体というものがつきまといますから、思い切った行動ができなかったり、思いつきやその時の勢いだけでやることを決めるというようなこともできなくなっていってしまいます。

最低限度の社会的ルールやマナーは守らなくてはいけませんが、そんな大人の常識から見て外れたような行いも「まだ学生だから仕方ない」というふうに見てもらえたりします。

そうしたことを踏まえつつも、思いっきりやりたいことに飛び込んでいくということも学生時代を過ごすときの醍醐味です。

無駄な経験はひとつもありません

仮に学生時代にやったことの全てが成功ではなくても、そこに無駄な経験はひとつもありません。

勉強にしてもアルバイトにしても恋愛にしても、失敗の中から何かが自分の中には残り、それが将来の自分を作る大切な要素になってきます。

それは外に出て遊びまわることでもいいですし、家の中でじっくり勉強をしたり読書をしたりといったことでもいいのです。

大切なのはそれをするときに何でも全力で楽しもうと考えて行動をしていくということです。

全力で前向きに楽しもうという気持ちで起こす行動には必ず何かが残ります。

二度とない学生時代という貴重な時間を無駄にしないためにも、ぜひより多くの経験を通して将来振り返ることのできるたくさんの思い出を作っていってください。